アズの日記

思ったこととかを気を向くままに書いていきたい。

畏怖咽び家体験記

 

「昨夜、これ行ってきたけど撃沈してきた。

めちゃくちゃ怖かった。」

 

約半月前、とあるグループLINEにメッセージと

、とあるURLが貼られそれは流れた。

 

そのグループは定期的ボードゲームするメンバー達のだった。

ボードゲームTRPGだけではなく、リアル脱出だったり普通に飲みに行ったりなど活動は多岐にわたる。

 

ゲーム好き、リアルイベント好き、人と集まって遊ぶの好きといった人達が多いグループである。

 

梅雨も入りそろそろ夏が本格化する中、冒頭のメッセージ流れたのである。

 

貼られたURLを見てみるとそれはお化け屋敷のサイトだった。

 

畏怖咽び家

http://obakensan.com/if/

 

方南町にあるお化け屋敷である。

 

ただのお化け屋敷ではなく体験型であり、屋敷内を探索し脱出に必要なアイテム、情報を集め屋敷から脱出する、リアル脱出ゲームに近い。

ホラー版リアル脱出ゲームである。

 

「行かない?」

またメッセージが送られる。

 

正直怖い。

だが、リアル脱出ゲームは好きだ。

体験型で今まで経験したことのないタイプだ。

 

おもしろそう。

お化け屋敷てちゃんと行ったことないし、しかも探索型。

ホラー映画やホラーゲームの主人公体験ができる。

メタルギアが体験できる。

でも怖い。面白そう。行きたい。怖い。行きたい。行きたい。行きたい………。

 

「めっちゃ行きたいっすwww」

 

気づけばそんな返事を返していた。

 

怖いもの見たさやホラー好きだから…様々な理由で一気に6人パーティーが出来上がった。

 

参加最大人数は6人。

6人未満の場合は同じ時間帯の知らない人と組まさせる可能性があるとのこと。

 

 

その日から約半月、日時やらが決まり、途中約2名ほどパーティーメンバーの裏切りがあり編成の入れ替えやらがあり、本番がきた。

 

 

今回の参加メンバー紹介

 

Aねえさん

メンバー唯一の経験者。

事の発端。今回の企画者。

普段フットワークの軽さとお化けのような体力で様々なイベントに参加、企画をする。

だいたい我々ボードゲームメンバーで何かするのにこの人が発端だったり先導に立つことが多く、この方無しに我々ボードゲーム会は語れない。

 

今回唯一の経験者であり、前回は脱出失敗。

リベンジをしに来た。

この方の体験談から我々は怖さを予想していた。

 

 

この畏怖咽び家、再リトライが可能なため1回切りとは言わず何回でも参加可能。(もちろんネタバレはできない)

 

Gちゃん

ホラーは耐性は無い。

前日に参加メンバー含むdiscordのチャットにて「明日は泣き叫ぶ予定だからフルメイクでいく。パンダになる。」と残しチャットから退出していった。

一緒にボードゲームをすると黙々と得点を集めいつの間にかゲームに勝つといった強さを持つ。

咽び家でもその強さを生かして欲しい。

 

Rさん

ホラー耐性は無い。

ノリで参加した模様。

 

前日のdiscordでのボイチャで

「女々しい声を出すかもしれない」

「ホラー苦手」

「深夜テンションで参加を表明してしまった」

と軽く参加を後悔しているようなことを言っていた。私も同じような事言った。

 

当日は心の中にプリキュアを入れてきた模様。

 

Nくん

ホラー耐性は未知数

趣味でホラー映画は見る模様

今回なんと久々に日程と休日がマッチし参加

 

就職してからなかなか遊べずにいた所なんと休日とマッチし久々の再会を果たした。

 

ドミニオンでえげつないコンボを繰り出すその頭脳は果たして咽び家でも通用するのか楽しみである。

 

Kさん

参加メンバーの中で1番ホラー耐性がある。

寧ろホラー大好きの方。

今回はホラーと聞いて参加。

 

今回の咽び家でのMVP。

恐怖で動けないメンバーがいるなか仲間の救出、アイテムゲット等を実行。

持ち前のホラー耐性が遺憾なく発揮され、次回行くなら絶対にKさんは必須と言わしめる程のすっかり攻略のキーパーソンとなった。

 

アズ

ホラー耐性は無い。

ノリと怖いもの見たさで参加。

 

このブログ執筆者。

俊敏、忍耐性、知力、度胸、根性、勇気無しというどう考えても足を引っ張る要素しかない。

実際かなりの役立たず具合を発揮。

囮にしかならない。

 

参加に関してRさんと共に前日のボイチャにて軽く後悔していることを言った。

 

以上のメンバーで畏怖咽び家を挑んだ。

 

 

本番当日。

新宿で待ち合わせをしお昼を食べ、方南町へ向かう。

唯一経験者Aねえさんから前日までに

靴下必須

勇気、度胸、根性が必要

デッドスペース

と聞き恐怖していた。

 

当日方南町へ向かう中彼女を中心にY澤不動産のHPにある間取り図を使いブリーフィングを行った。

 

さて、畏怖咽び家。

ちゃんとストーリーがある。

 

このお化け屋敷は4つの章に分かれており、現在1章と2章が体験できる。

(※追記 公式サイトを確認したところ、3章まで攻略可能でした。間違えていました。申し訳ございません。)

必ず1章からではなく2章からも体験可能。

我々は1章を体験してきた。

 

1章のストーリーを要約すると

参加メンバーは方南町で格安物件を探していたらなんとネットで家賃3万の物件を発見し即内見を予約。

途中なんと不動産から今日今すぐに契約するなら家賃1万にするよとの言葉が。

参加メンバーは好奇心に負けその物件へ行くのであった。

 

 

で、参加メンバーはこの内見中に住人の凶悪殺人鬼遭遇し閉じ込められた物件から殺人鬼から隠れつつ探索し脱出を目指すこととなる。

実際の一軒家を丸々使ったお化け屋敷である。

 

 

ホラーというと幽霊等の心霊系が多い中、畏怖咽び家では「一番 こわいのは ニンゲン」とキャッチコピーを掲げ、実際恐怖を与えるの我々と同じ人間である。

その人間の恐怖を体験できるというなかなか珍しいお化け屋敷である。

 

同じ人間だけど決定的自分たちと違う。

同じ人間だからこそ怖い。

幽霊よりよっぽど身近な恐怖の対象である。

 

 

 

我々が方南町駅につくとY澤不動産と書かれたカード持ったお姉さんがいた。

この畏怖咽び家のスタッフで我々を物件まで案内する方である。

 

この前途のY澤不動産。

少しネット上に話題になった。

言ってしまえば畏怖咽び家で出てくる架空の不動産屋で、参加メンバーがこの不動産のHPを見て内見の予約をする。

で、実際にHPがあり、そこに載っている間取図がまぁ奇想天外なものでネット上で話題になった。

 

http://obakensan.com/y_fudou/

これが件のHP。

 

今回の咽び家の間取も載っている。

 

我々は方南町駅から会場に向かう。

その間めちゃくちゃ怖がってた。

 

で、会場に付き同意書にサインしレッツ恐怖の屋敷足を踏み入れた。

 

 

ネタバレは厳禁の為、実際にプレイ中の私の心境をハイライト

 

 

うわっ、暗、こっっっわ!!!!

こっっっわ!!!!

 

膝ガックガク

膝が笑うとはこのこと

 

うわー…怖い…

殺人鬼怖い

こういう系かー…

うん…

 

あー!!!見つかったー!!!

こえー!!

 

あーでもこれは見つかってからが勝負だなー

見つかって捕まっても負けじゃないしある意味チャンス…

 

あーやってしもうた。

知能が低いバレてる。

 

この殺人鬼すげぇな!!!!!

いや、すげぇな!!!!!

盛り上がるな!!!!!!!!

 

殺人鬼のこれ…ゴールデンカムイで見たことあるわ

あ、私ゴールデンカムイのあのキャラみたいになってる。あいつ好きなんだよなー。

 

これリアル言いくるめ技能必要だなー。

 

うわー…きたよ…

 

まじかよ…

 

きたよ…

まじっすか!!!

 

転んだ!!!!足元見えぬ…

 

いやーすげぇな。

夢に出るレベルですげぇ。

クオリティ高ぇ。

 

楽しいな。これ。

 

あー時間。

いけるか。

うーん。難しいな。この脱出。

 

あー!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

クリアならず

 

 

 

ダメだった。

 

 

 

 

 

難しい。

謎解きより探索が難しい。

ロジカルよりフィジカルがまじで大切。

 

 

 

感想。

 

めちゃくちゃ怖いがめちゃくちゃ楽しい。

 

これに集約された。

 

本当にクオリティが高く怖いが、このスニーキングミッションてのがかなりゲーム性がありめちゃくちゃ楽しい。

 

リピーターが多いのもうなずける。

 

我々参加メンバーも最初ガクガクにビビっていたとはいえ、元々のゲーム好きが働き、今まで参加したリアル脱出ゲームの経験を生かし探索と隠密を繰り返し、最終的に脱出不可で悔しがった。

 

悔しいしのでもう1回リベンジしたい。

 

と意見が上がるほどである。

あんなに怖がってたメンバーがである。

 

 

ゲームが好き。

このメンバーの共通点である。

ホラーとはいえゲームである。

ゲームが好きなので怖くてもそれをクリアしようと頑張るし、その怖さを楽しむことできるのである。

 

 

じわじわ終わったあとの恐怖が出るなかRさんは

「もう過去のものとなってきたし、ほど良い疲れで今夜はよく寝れる」

と終わった後に思わぬ強さ発揮し私を驚かせた。

 

 

 

 

 

今回を経験し攻略に当たって大事と思ったことをネタバレしない範囲でまとめてみた。

 

 

・参加メンバー全員は知り合いで行こう

当日いきなり知らない人と参加するのも面白いがやはり事前にブリーフィングがある程度できる知り合いと行った方が慣れないうちは良い。

 

・ブリーフィングはしよう

前途のY澤不動産HPには畏怖咽び家の間取り図があり、公式サイトにも攻略のヒントがある。

これらを元に事前に参加メンバーと捕まったらどうするかなど話し合った方がいざ何かあった場合に対処がしやすい。

 

・ロジカルよりフィジカルとメンタル

謎解き難易度は有名なリアル脱出ゲームより低いが脱出に必要な探索の難易度が高い。

屋敷を隈無く探索しないとこの家に何があったかの物語と脱出に必要な情報が揃わない。

その為には殺人鬼が徘徊するなか見つからないようにする身体的技能。

凶悪殺人鬼が徘徊するなか恐怖に打ち勝ち行動する勇気、度胸、根性が本当に問われる。

特に勇気、度胸、根性は大切。

参加メンバーで多かった意見は

もう少し勇気をだして色々探索すれば良かった。

であった。

結局隠れるだけでは脱出はできない。

殺人鬼が何かしてる中、その位置と行動を予想し裏取りして動かないと脱出は難しい。

要はメタルギアソリッドである。

 

トーク力、リアル言いくるめ技能は意外にも役に立つ

は?とおもうが体験したらわかる。体験しよう。

いや、本当まさか役に立つとは思わなかった。

ロールプレイ重視のTRPG動画見たりそういうプレイ少ししたりしてよかった…。

これも結局勇気、度胸、根性である。

 

・捕まっても終わりではない

捕まっても仲間が全員捕まってなければ救出可能。寧ろ始まりである。

なぜって?体験すればわかる。

 

・靴下履いた方が良い

体験したらわかる。

といっても公式サイトの屋敷の外観から実際に廃墟に近いことが予想できる。

裸足よりは靴下あった方が何かと良い。

 

・足元はマジで注意

暗い。マジで。あと古い建物。

気をつけないと怪我する。

探索は大事だが、ここで大怪我事件が起きてしまうと畏怖咽び家の運営できなくなってしまう可能性がある。

注意して、そして怪我しない範囲で探索しよう。

無理な探索は避けよう。

 

・暗所恐怖症、閉所恐怖症の方はマジでやめた方がいい

暗いし閉め切ったとこに隠れたり閉じ込められる。

無理はダメ。

 

・体調は万全に

体力精神力、神経をめちゃくちゃ使うから体調管理大事。

無理だと思ったら参加はやめた方がいい。

途中のリタイアはできないので。

 

 

 

以上かな。

 

多くなってしまったが、本当に良い所なのでホラー好き、脱出ゲーム好きには行ってほしい。

また、クリア出来なくても当日リトライチケットがあり、そちらは通常のチケット代より安くもう1回プレイができる。

勿論後日通常料金払ってリトライも可能である。

また、当日券もあり枠が空いてあると当日予約した参加が可能である。

情報は畏怖咽び家のTwitterをチェック。

色々キャンペーンもやってたるみたい。

 

今日参加したメンバーもクリアできず悔しいのでリトライしたいとの事。また近々リベンジしに行くかもしれない。

 

畏怖咽び家のあとGちゃんの強い希望によりパセラに移動。

ハニトーを食べて回復をした。


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ハニトーを食べつつ今回の反省会を行なった。

また、ストーリーの考察、実はあの時こうでした、次行く時は行けなかった2人ぜってぇ連れてく、この人達連れていったらめちゃくちゃ楽しそうだな…etcとかなり盛り上がった。

 

途中RさんによるFGO大画面公開水着ガチャ10連が行われ、見事水着ニトクリス、すり抜けデオンを当ててた。

マジでいいな。


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その後解散。

 

こうして私も夕飯を食べブログを執筆している。

 

 

しっかしマジで悔しい。

普通にストーリーの全容を追えなかったのも悔しい。

公式サイトで3章までの各章のストーリーあるが主人公大分正義感強くないか。

すごいな。

 

怖かった

それでも、なんやかんや楽しめたのでよかった。

 

リベンジを目指し、そして今度は行けなかった2人を連れていこう。

 

 

 

 

畏怖咽び家公式サイト

http://obakensan.com/if/

 

畏怖咽び家企画運営元

オバケン公式サイト

http://obakensan.com